【手で話す】ということ
2010-10-18T18:06:52+09:00
haduki12
手話にまつわるよもやまと、手話通訳士なわたしの日常。
Excite Blog
自問自答
http://tetote.exblog.jp/11442091/
2010-10-18T18:06:50+09:00
2010-10-18T18:06:52+09:00
2010-10-18T18:06:52+09:00
haduki12
手話通訳
たとえば、学校の面談。子どもの成績や進路について、日ごろの素行について。親と子と先生の間でとどめておきたいに決まっている。
たとえば、病院。自分の体の具合が良いとか悪いとか、自分と家族以外の人に聞かれたいはずがない。病状が深刻なら、なおさらだ。
たとえば、遺産相続の場。たとえば、警察の取調べ。たとえば、銀行での融資の相談。
深刻で重大な場であればあるほど、本人にとって大問題であればあるほど、通訳者の同席が必要になる。
やるせない矛盾。
この心理状態を、常に胸において、現場に臨めているだろうか。
違和感や逡巡や、自身を曝さざるを得ないことへの不安や憤りを、意識できているだろうか。
自問自答。
何のためにここにきたのか。
何のために手を動かしているのか。
ここで見聞きしたものを、どう処理するのか。引き継がなければいけない部分もある。次につなげるために残さなければいけない部分もある。忘れ去ってしまわなければいけない部分も多々ある。
わたしは同じような現場をいくら重ねても、対象者にとってはその瞬間が自分自身の岐路になっていること。
鈍したくない。忘れたくない。
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袖振り合うも・・・
http://tetote.exblog.jp/11429244/
2010-10-15T22:06:45+09:00
2010-10-15T22:06:45+09:00
2010-10-15T22:06:45+09:00
haduki12
手話
聞こえる、聞こえないに関係なく。
春に、とある場所で手話指導をさせていただいた。
いろいろな方が集う場だったけど、和やかに楽しく終えた5回の講習。
その受講生さんと、この秋に再会した。
たいそうたくさんの人が集まる場所だったけど
通訳しているわたしを見つけて、空き時間に肩を叩いてくださった。
わたしは、前から気づいていたけれど、声をかけられなかったんだ。
懐かしいなぁ・・・と、遠目に眺めるだけだった。
だって、覚えていてくれるなんて思わなかったんだもの。
ご挨拶して、近況を伺って
「またきっとお会いできますね」と、笑顔で手を振った。
ああ、なんだか、すごくとっても本当に嬉しかった。
今日も、またとても素敵な出会いがあった。
きっとまた、どこかでお会いできるだろう。
そしたら、今度はわたしから声をかけよう。
こんな繋がりが重なることが、前に進むエネルギーの一部になっている。
それは、間違いない。
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通訳者の責務とは
http://tetote.exblog.jp/11376666/
2010-10-04T22:45:38+09:00
2010-10-04T22:45:37+09:00
2010-10-04T22:45:37+09:00
haduki12
手話通訳
「手話がわからない聞こえる人」と、
「手話でコミュニケーションを取る聞こえない人」を
つなぐこと。
それ以上でも、以下でもない。
手話通訳者の責務は、その場の「情報保証」であるというのが、一般的な常識。
少なくとも、わたしが活動する地域では、これが大前提として通訳派遣に望む。
対象者である聴覚障害者の友人でもなければ、介助者でもない。
もちろん、代理人になりうるわけもない。
判断し、決定し、行動するのは、聴障者自身。
通訳者は、聴障者の耳になる。口になる。
聞こえたものを手に乗せ、聴障者に伝える。
聴障者の手話を日本語に訳し、同席している健聴者に伝える。
私たちの仕事は、聴覚障害者が身体的ハンディキャップとして抱えている
「音声」にまつわる部分をフォローする、それが「情報保証」。
では、「つなぐ」とはどういうことか。
ただ聞こえたものを伝えるだけでは不十分だ。
手話者の発言を原寸大の日本語にするだけでは足りない部分もある。
わたしが目指しているのは、対象者であるその聴覚障害者が、その場に
出向いた目的を達成できること。
講演会なら、講師の話を理解し、自分のものに出来る。
病院なら、自分の病状を知り、医師とともに治療に取り組める。
研修なら、授業参観なら、就職試験なら・・・
あくまで、情報保証を受けることにより、本人自身の力でその目的を
達成すること、が、通訳が介在する場の目指す姿ではないかと思っている。
そのために、言葉を足すこともあるし、通訳するまえに、話者に確認してから
相手に伝えることもある。
言語面だけではなく、文化や背景なども考慮した上でのギャップを埋め、
「つなぐ」ために。
このバランスは、たいそう難しい。ああ難しいとも。
介助者になってしまえば、どんなに早いか。
代弁者になれたら、どんなにスムーズか。
でも、それは、通訳者の責務ではないし、絶対にしてはいけないことなのだ。
主体は、聴障者本人であるべきなのだから。
まだまだ、「ご家族の方ですか?」と聞かれることが多い。
聞かれないときは、勝手にそう判断されている。
対象者が理解するまで繰り返し説明していると、
「時間がないからあなた代わりに書いてよ」などと言われることもある。
通訳者に頼る聴障者が多いのも事実だ。
でも、やっぱり。
人が人であるために。
聴障者が社会の一構成員として正当に社会活動に参加するために
人権を行使するために
わたしたちは居るのだと。
それを忘れたくない。決して。
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プロフィール更新
http://tetote.exblog.jp/11302500/
2010-09-19T13:44:02+09:00
2010-09-19T13:43:59+09:00
2010-09-19T13:43:59+09:00
haduki12
よもやま
↓
40代♀
すみません、ずいぶん長い間、年齢詐称だったかもw
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どうして手話を勉強するのですか?
http://tetote.exblog.jp/11286409/
2010-09-15T23:27:00+09:00
2010-09-15T23:28:18+09:00
2010-09-15T23:27:28+09:00
haduki12
講習会にて
「なぜ手話を勉強したいと思ったのですか?」
という問いに対する答えは、千差万別だと思います。
聞こえない人とふれあった経験があるから
テレビを見て興味を持ったから
学校で教わったから
人の役に立ちたいと思ったから
ただ何となく
・・・等々。
でも、
「なぜ手話を勉強するのですか?」の答えは、一つであってほしいです。
それは、「聞こえない人と伝え合うため」
聞こえない人に伝えたい思いがある
聞こえない人の気持ちを受け止めたい
そのための手段としての「手話」であってほしいです。
だから、手話を身につける過程でも、「伝え合う」ことを忘れないでください。
相手の目を見て
伝わったかどうかを確認して
相手が伝えたい思いを受け取とろうという気持ちを
いつも、わすれないでください。
土曜日午前中開催という思い切ったスケジュールのおかげか、例年に比べて若い参加者が多い。
少しでも先につながる講座になるように、楽しく頑張っています。
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自主勉強会
http://tetote.exblog.jp/11258807/
2010-09-10T08:55:28+09:00
2010-09-10T08:55:27+09:00
2010-09-10T08:55:27+09:00
haduki12
手話
そんなことはもちろん、あたりまえ。
「通訳者にとっての手話」と区切ってみても、やっぱりとってもいろいろな側面があったりして。
同じ「技術が足りない」でも、ただ単語数のコトを言っているのか、スムーズな手の動きか
あるいは「手話文法」の未熟さを気に病んでいるのか。
はたまたそれ以前の、日本語解釈の問題か。
通訳者一人一人が持っている「手話」が違うから、課題も違うのは当たり前。
でも、一番大事にしなければ行けないのは、「対象者に伝わったかどうか」だ。
ぴよぴよの手話学習者に対してもよく言われるこの言葉。
通訳者になったって、それは同じ課題。
「出来ませんでした」「いやぁ、恥かきました」「よく聞こえませんでした」「早すぎて」
そんな100の言い訳の前に感じなければいけないのは
「その場にいた対象者が、その場に足を運んだ目的を果たすことが出来なかった」
ということ。
先にそれが頭に浮かべば、その先の100など口に上るはずもない。
たまたま、同じ方向から見て、同じ危惧を感じている先輩と出会い、酒の席で意気投合。
まずは自己検証しあう場としての勉強会を立ち上げる準備を始めた。
完全に自主的な組織なので、面倒なところもたいそう多いのだけれど
自主的だからわくわく楽しいんだよねーなんて
こんな気分になるのは、なかなか久しぶりだ。
わたしみないな未熟者は名簿を見ただけで尻込みしそうな、すごいメンバーが集まりそうだ。
いひひ。発起人特権。
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昨年を振り返ってみます
http://tetote.exblog.jp/9584253/
2010-01-06T12:14:55+09:00
2010-01-06T12:14:54+09:00
2010-01-06T12:14:54+09:00
haduki12
手話通訳
残念ながら辛い出来事の多い年だった。
その中で大きなものを3つ。
○悲しいお別れが多かった○
ご葬儀の通訳に始まり、舞い込んできた突然の訃報は3件。
わたしにとっては前代未聞の多さでした。
自分が年を重ね、交友範囲が広がったこともあるのでしょうが
それにしても…
とてもとても大好きだった人が、突然逝ってしまいました。
聞こえるとか聞こえないとか、当事者だとか通訳だとか、そんなことをまったく感じさせず、1人の魅力的な人間として心から敬愛していました。
どこで会ったって、大きな手を振り上げて、満面の笑顔で迎えてくれました。
相談事をすれば、必ず「任せておけ。」と笑ってくれました。
なにもかも放り出したくなっても、あの人の笑顔が頭をよぎり、あんな人もいるんだから、もちっと頑張ろう…と思わせてくれる人でした。
夏に訪れた別れなのに、まだ不在を実感できません。
○仕事激減の日々でした○
派遣依頼のタイミングに上手く乗れず、派遣数がとても少ない
年になりました。いやはや、参りました。
これがこのまま続くようなら、別の仕事も考えないといけません。
○ボスが代わりました○
細かい話になりますが、地元の派遣元が変わりました。
これまでの「社協」から、所謂「福祉課」預かりとなったのです
が、あまりに邪険に扱われ、参っています。
社協時代は共に「事業」を運営するという姿勢で、かなり建設的な話し合いをもてていたのですが、一転、出来るかぎり縮小するき「業務」としての扱いを受けている状態です。
話せば話すほど自分たちがいかに軽んじられているかを痛感し、モチベーションを維持するのが大変、です。
明るい話題としては、
◎講習会が良い雰囲気で終了したこと
◎地域で要約筆記者養成に向けての動きが始まったこと
などがありました。
2010年は、もっともっと明るい話題の多い年にしたいです。
今年もよろしくお願い致します。
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居ない方がいい通訳
http://tetote.exblog.jp/9221809/
2009-11-09T21:35:20+09:00
2009-11-09T21:35:19+09:00
2009-11-09T21:35:19+09:00
haduki12
手話通訳
「こんなへタレなわたしでも、居ないよりはマシだったはず」と
自分を甘やかすことが多いけれど
あの日の私は、明らかに「居ない方がまし」な通訳者だった
健・聴おりまぜて不特定多数の方が集まる場だった。
悪い癖で、無駄に空気に飲まれた。
周囲の緊迫のなかに自ら飛び込んでしまい、必要のない緊張を感じ、
ろくに打ち合わせも出来なかった。
手を動かすべきかどうか、そんな判断にさえ戸惑い、おろおろしていると
業を煮やしたようにあちこちでに手が動いていた。
聴覚障害者とプライベートで同行していた、手話のできる健聴者が
連れのために情報保障をしたのだろう。
もし私がきちんと仕事をしていれば、彼らはそんな気遣いもせずに
一個人として参加できていたはずだ。
また、もし仮に、その場に通訳が配置されていなければ、彼らは私に
遠慮することなく、もっと自分の思いのままに手を動かすことが出来た
はずだ。
私は、居ない方がまし、だったんだ。
ずいぶん日が経っているけれど、この日の灰色で重たい気持ちはまだ消えない。
消しちゃいけないんだ、と思っている。]]>
こんな通訳になりたい
http://tetote.exblog.jp/9157929/
2009-10-26T18:13:39+09:00
2009-10-26T18:13:38+09:00
2009-10-26T18:13:38+09:00
haduki12
手話通訳
マイクを持たねばならなかったので、手話通訳をお願いした。
引き受けてくれたのは、これまでの経緯を熟知している仲間。
技術的にも申し分ない。
自分で手話付きで話すより、よっぽど安心して、自分の言葉で
話すことができた。
ややこしい話なので、言葉を選び、ゆっくり丁寧に話した。
出席していた皆様は、私にしっかりと注目して下さり、ひとつ
ひとつ頷きながら受け止めてくださった。
要所では、「ほぉ…」と声が漏れていた。
私なりに、いい仕事をしたと思っている。
でも、ある瞬間、はっとした。
それまで完全に失念していたのだ。
「この人たちには私の声は聞こえていない」ということを。
こんな根本を忘れてしまうほど自然に話せたのは、私の言葉が
出席者に届いている手応えがあったから。
何の違和も感じずに話せたから。
全ては、通訳者のおかげ。
ああ、こんな通訳者になりたい、と、心から思った。
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ご無沙汰しています
http://tetote.exblog.jp/9129966/
2009-10-20T12:31:05+09:00
2009-10-20T12:31:04+09:00
2009-10-20T12:31:04+09:00
haduki12
よもやま
そして、またこれを見て下さっている方、どうもありがとう。
かなり消耗していますが、なんとかやっています。
少しずつまた書いていきたいと思います。
・・・がんばります。
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隠れたファクター
http://tetote.exblog.jp/7498314/
2008-09-18T23:00:58+09:00
2008-09-18T22:54:43+09:00
2008-09-18T22:54:43+09:00
haduki12
講習会にて
「だめ。さっきジュース飲んだでしょ!」って
叱られちゃった】
・・・見覚えある方、多いのではないでしょうか。
厚生省手話奉仕員要請講座基礎過程に出てくる例文です。
学習の狙い
・会話分を一人で表現する方法のひとつとして
体の向きを変えながら話者を区別する
・目線(娘が母を見る=上方/母が娘を見る=下方)も大切
基礎講習会の指導担当。ここがお当番に当たっちゃった。
いつもいつも、どうにもこうにも教えづらくて、あぁもぉ困っちゃう・・・と思ってました。
理屈にははまっているのに、どうしてもしっくり収まらないのです。
「ろう者はそんなに体を動かさないよ」というのも一つ。
でもそれだけじゃない、どうにも手話が終わらない感じ。
いつもいつも違和感を感じていたのですが
今日、ひとつ見えました。
ここには「時制」も大きなファクターとして絡んでいるのです。
今ここにいる人は2人
「私」と、「私の話を聞いている人」
私」は、先日起こった出来事を「正面にいる人」に話しています。
そして、話題に登場するのは「過去の私」と「母」。
この二人も、過去に向かい合って話していました。
これを頭におくと、この表現はとてもきれいに収まります。
わたしは、指導のときに必ず「話している相手をイメージしてください」といいます。
「ねぇねぇ」「あのね」と相手に話しかけるつもりではじめてください、と。
それも加えて、この文章を表現するときの「目線」を整理してみます。
1.「あのね、お母さんに」→正面
2.「アイス食べたいーっ」→上方(娘の立場)
3.「って言ったら」→正面
4.「だめよ。さっきジュース飲んだでしょ」→下方(母の立場)
5.「って、叱られちゃった」→正面
どうです?ずいぶん、すっきり落ち着いたと思いませんか?
違和感には理由があります。
それを掘り下げて解決しないと、人になんか教えられるわけない、とわたしは思います。
「テキストに書いてあるんだから」「指導書にはここまでしか書いてないから」なんていっていたら、自分の中で破綻してしまいます。
あー。数年来の胃もたれが解消された感じ。
すっきりです。
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酔うにも程がある。
http://tetote.exblog.jp/6741788/
2008-02-01T00:23:26+09:00
2008-02-01T00:23:26+09:00
2008-02-01T00:23:26+09:00
haduki12
よもやま
終わったあとにご接待と称して居酒屋へGO!
本当にナイスガイで、元からファンだったけど、更に惚れ直して
ご機嫌の帰り道。
近所の聞こえないおじさんと熱く語りつつ手を振り回すと、
あ、アゴにかすった。
よってるなぁ…と、思う。
家に帰って見てみたら
かすったどころじゃないよ。みみず腫れに近い。
赤く筋が浮いて…おいおい。
酔っぱらうも程がある。
楽しかったから、良いんだけど…
跡が残りませんよーに。]]>
名訳?迷惑?
http://tetote.exblog.jp/6731683/
2008-01-29T12:07:00+09:00
2008-01-29T16:22:34+09:00
2008-01-29T12:07:40+09:00
haduki12
手話通訳
皆さまお変わりなく季節をおすごしでしょうか。
はづきは、そこそこ元気にやっております。
お久しぶりのポストが、あまりいい話じゃなくてちょっと残念なんですが…
ちょっと、気持ちに引っかかったことがあったので。
****以下、080129 yahoo!newsより引用*****
【ジミー・ペイジ「別に…」通訳が“名訳】
70年代を代表する伝説的英ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト、ジミー・ペイジ(64)が28日、都内のホテルで会見し、英・ロンドンで開催した07年の再結成ライブを訪れた女優の沢尻エリカ(21)について初コメントした。
ペイジは07年発売の同バンドのベスト盤「マザーシップ」とライブ盤「永遠の詩」のプロモーションで26日に来日。再結成ライブ以来、初となる公の場とあって、外国メディアを含め200人もの報道陣が大集結した。
沢尻がライブ会場を訪れたことを聞かされたペイジは「Unfortunately,I don’t know her(残念ながら彼女を知らない)」と苦笑い。この言葉を通訳は「別に…」と訳してみせ、ウイットに富んだ名訳に会場は爆笑の渦に包まれた。当初、沢尻を知らなかったペイジも「この反応を見ると、会っておかなければいけなかった」と切り返した。
本業では、ツェッペリンとしての日本公演に注目が集まっているが、「(ボーカルの)ロバート・プラントの別の仕事が終わる9月までは、やるともやらないとも言えない」と言葉を濁していた。 。
*****引用終了******
どうですか?これは、「名訳」ですか?
話者が相手を笑わせようと思っていないところで、所謂「受け狙い」の訳をつけるのは、どうなのでしょうか。
沢尻さんを知らないペイジ氏は、当然「別に…」のいきさつなどご存じない。
「彼女を知らなくて申し訳ない」という想いを込めた丁寧な返答をしたはずなのに、なぜか周りは爆笑している。わけもわからず、話者だけが取り残されています。
それに対する困惑が込められた返答を、「切り返した」で納めるのは、笑った自分たちにだけ都合の良い、なんとも無責任な受け取り方ではないでしょうか。
ペイジ氏は、周りを笑わせようとして発言したのではない。
それなのに、通訳の言葉の選択のせいで、「笑われた」のです。
この記事以上の情報はないので、なにか齟齬があるかもしれませんが。
わたしにとっては、非常に後味の悪いニュースです。
・・・・と、まぁ。
一気にわーっと書いてしまいましたが、ちくりと違和感が残っていたりもして。
少し時間が経ったら違う切り口も見えてきそうな気がしています。
【追記】
この「Unfortunately」に、どんなニュアンスが含まれているのか、がポイントなのですよね。
「わたしには関係ない」とか「そんなつまらないことは知らない」みたいに訳して良いのなら、「別に…」もアリなのかなぁ。
いやでもやっぱり、なんでそんなに笑われるかわからないだろうなぁ。
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「裸」のお話し。
http://tetote.exblog.jp/6007586/
2007-08-17T10:48:00+09:00
2007-08-17T10:50:28+09:00
2007-08-17T10:48:41+09:00
haduki12
福祉
じわりじわりと話題になっていたコレ、結局、こういうことになったそうです。
この番組、本当に助成金が欲しくて申請してるわけじゃないんだろな、と思っていました。
「福祉」という発想がカバーする範囲の狭さ。
そこからはみ出したところに有り余っているニーズ。
そのあたりに光を当てるのがもくろみだったのではないでしょうか。
生きるのに必要な、本当に最低限度のものだけを与えられて
それをありがたがっていなきゃいけないなんて、
やっぱり、おかしいと思う。
助成金打ち切りでも、番組は継続だそうです。
それを評価した、ろう協関係者のコメント、なんだか嬉しかったなぁ。
そこそこ勇気の要る発言と思われますもの。
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「プロフェッショナルとは」
http://tetote.exblog.jp/5895092/
2007-07-20T20:58:00+09:00
2007-07-20T21:00:35+09:00
2007-07-20T20:58:12+09:00
haduki12
手話通訳
本来なら心の片隅の留まっていてくれそうな、小さな響きをもった言葉達も
あっというまに右から左へ受け流されてしまう。
なので、気がついたときには、できるだけメモしておく。
デスクトップに残っていた、身に覚えのないテキストファイル。
開いてみると一言
「プロフェッショナルとは 次の依頼が来ること」
ラジオかテレビから漏れ聞こえた言葉か
チャット仲間がくれた一言か
恥ずかしながら、全く覚えがないんだけど。
きっと、初めて聞いたときと同じだけの震えを感じた。
なぁなぁの信頼関係の中で、その場その場をやっつけている。
面と向かった正当な評価を怖がっている。
どこかで言い訳や逃げ道をいつも探している。
そんな、少し前の自分が、自戒を込めてメモしたはずだ。
きっと、そうだ。
そしてわたしは、そのときの自分から全く前に進めていない。
ホントに、いつまで経っても上達しなくて
毎度毎度現場で悔しい思いをするのに、ちっとも持続しなくて
研鑽の「け」の字もないくせに、志だけは、高い。
良いのかどうなのかわかんないけど、
でも、このぬるま湯に慣れたくないんだ。
いつか、このぬるま湯の外に飛び出せるくらいの
社会でも通用するくらいの腕が欲しいんだ。
プロでありたい。
そう思っている。
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